日本漢方養生学協会

日本漢方養生学協会

理事長のあいさつ

(皆さんこんにちは。)
日本漢方養生学協会は、広く一般に対して、漢方・養生の更なる普及活動の推進を行うことにより、社会全体の公衆衛生向上に貢献することを目的として平成20年に発足しました。

私は、漢方専門相談員として、多くのお客様の身体の悩みをお伺いし漢方と養生の提案をしてきました。漢方専門薬局には様々な身体のお悩みをお持ちの方がいらっしゃいますが、来店されるお客様の多くは、「未病」すなわち病名がつかない身体の不調で悩まれています。相談を通じて気づくのは不調の大半が、心のストレス、食の不摂生、運動不足、休養不足、など日々の生活習慣によるものだということです。振り返ってみると、漢方相談を通じ、快方へ向かっていく方の多くは、その原因は自分自身にあり、日々の養生が大切だと気付いた方たちでした。逆になかなか改善が見られない方の多くは、薬が治してくれると思いこみ、生活習慣を変えることができなかった方たちだったように思えます。

昔、中国には“上工治未病”という言葉がありました。上工とは最高の名医のことで、名医は未病を治すという意味です。つまり病気にすらさせない医者が一番ということです。漢方理論を学ぶことで、季節や年齢、環境、または自分の体質に合わせた養生ができるようになれば、病気を未然に防ぎ、健康で充実した人生をおくることができると思います。

漢方を学ぶ必要があるのは、医療従事者だけではありません。
漢方とは、漢方薬だけをあらわすのではなく気功、薬膳、鍼灸など医学・薬学・養生学のすべてが含まれます。重要なことは「生命力=自然治癒力」を高めていくこと、まさに現代に一番必要な予防医学でもあるといえます。漢方には、病気にならないための生活の智慧が盛りだくさんなのです。

多くの方に、自分の身体は自分で管理する最高の名医になってもらいたい、何千年と続いている先人の智慧を伝えたい、そんな想いでこの協会を立ち上げました。漢方養生指導士の育成に力を注ぐことによって目的を具現化していきます。これからも皆さんの力をお借りしながら、共に成長発展していきたいと思っています。

一般社団法人日本漢方養生学協会 理事長 鈴木養平

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