日本漢方養生学協会

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漢方で広がる興味と趣味

「自分の身体を自分で養生したい!」そんな気持ちで漢方を勉強し始めたのですが、学んでいくうちに、漢方薬に使われている生薬が「どんな植物でどんな花や実をつけるのか?」と興味を持つようになりました。私は植物が大好きで東京近郊の薬草園によくでかけます。おススメは入園無料の「東京都薬用植物園」。季節の生薬やトリカブト=附子(写真)やケシなど貴重な植物(網越しではありますが)実物を見ることができます。

貴重な歴史の跡からも伝わる

東京都文京区にある小石川植物園は日本で最も古い植物園であり、世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つ。江戸時代の赤ひげ先生の井戸や、イチョウの精子を発見した原木が残されているなど、歴史的に価値のある植物が沢山あります。私の家の近くには慶応大学の薬草園があり、桑、杜仲の木、ナツメ、サンザシ、麻黄、芍薬など季節ごとに訪れては花や実を写真に収めています。いつか1つにまとめてファイルを作るのが楽しみです。

植物の個性が面白い

クコはナス科なので花は小さいですがナスの花にそっくり。当帰、防風、茴香はセリ科で姿かたちがよく似ていますし、甘草はまっすぐ伸びる根を使用するためプラスティックの水道管を地面に立ててそこで栽培(日本の発明だそうです)していることなど発見もいろいろあります。薬草園では植物のそばに設置されているプレートに科名、帰経、効能なども記載されているので、本ではなかなか覚えられないこともすんなり理解できます。

自宅で小さな薬草園づくり

今は自宅の小さな庭にミニ薬草園を作っていきたいと思っています。ハーブは以前から42種類程を植え活用しています。生薬の植物で購入できるものは多くないのですが、今はオウゴン(コガネバナ)、スイカズラ、和薄荷、紫蘇、唐辛子などを育てています。根の部分に効能があるものは別として、日々の料理やお茶などに使うことが出来るので楽しいです。来年はナツメを植えて「無農薬のナツメ酒を作りたい」と夢は広がります。自分で見たり育てたりすることで生薬や漢方薬がより身近になり、ますます興味がわいてくるようになりました。皆さんも是非、薬草園にでかけて直に触れてみてください。

中村 薫 さん

<日本漢方養生学協会認定>
漢方スタイリスト,養生薬膳アドバイザー,漢方上級スタイリスト

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